FIFA「ワールドカップの教訓」

余りサッカーを見ない私ではあるが、西野監督の采配に賛否両論があり、対ベルギー戦を午前3時に起きてテレビ観戦した、結果は3:2で敗れたが互角の戦いに見えた。
私は団体戦は野球以外あまり見ない、1対1の勝負は真剣勝負、真剣さがもろに伝わってくるが他の競技は個性と力量が見え難い、従って監督の采配に関心が行き監督の力量を試合展開の中で観察するのが面白い、特に試合後のインタビューには耳を澄ます。
ベルギー戦はそういう意味では作戦負けだろう、個々の選手たちはよく走り攻守にベルギーに負けてはいなかった、本来なら先攻逃げ切りの作戦を見たかったが自分たちが2点先行した場面での作戦が全然立っていなかったようだ、下馬評からしても相手に先行され自分たちが追う展開を想定した布陣で予想外の場面になり、あれよあれよの内に最後は残り15秒で逆転され
てしまった。
サウジでドーハの悲劇がロシアでも再現された・・・・監督采配の怖さは監督自身が一番身に染みたと事だろう。
しかしながら戦いぶりは良かった、いろんな意味で称賛に値する。
日本の選手のみならず参加国の選手も監督、関係者も第一3戦、第4戦で日本が見せた戦いぶりに多くの教訓を得たのではないか、そしてテレビ観戦した社会人、企業経営者の人達も刻々と変化する状況の中でしっかり場面を読み確かな采配をする事がいかに重要な事か学んだのではないかろうか。