坊がつる大船山」登山行


今月のハイライトは何といっても二十数年来の念願が叶い「九重連山の坊がつる〜大船山1786,2m」登山行が実現出来た事。
昨年は天候に恵まれず不調、今年は満を持し5月の連休明け11日〜12日 里山クラブの仲間9人で登山道のリボンを頼りに全員登頂、想像より苛酷な登山で有ったが皆で励まし合い乍一人も脱落者を出さず無事に帰って来た。
苦労と苦痛が多ければ多いほど達成感は大きい、9人の相互力で達成できた成果で2,3人の少数なら途中リタイヤしていたかもしれない、また最初から大船山登山道の険しさを知っていればトライしなかったかも知れないし「知らぬが仏の」気持ちで挑戦した結末。
私にとっては念願が叶い参加して貰ったメンバーの皆なに感謝の気持ちで一杯であるが同行の皆さんも感動したようだ、楽しい体験を共有できた事は特筆に値する。
九州で一番高い場所にある温泉として名高い「法華院温泉」山小屋に宿す、夜半に温泉に浸り夜空を見れば満天の星空、若かりし頃訪ねた志賀高原の発哺温泉が思い出された。
人生の宿題を一つ果したような気分「達成した充実感と果たしおえた空虚感」二立相反した複雑な気持ちになったものの達成感の方が優位で有る事は否めない。
今回の山登りから得た教訓は「一歩一歩のたゆまぬ努力が大きな結果を得る」という事。