恩人に合掌。


写真は小城市天山神社の傍に位置する小路、昔ながらの風情を残し昭和の匂いもする。
天山の麓にあり近くに銘酒天山を醸成する天山酒造、羊羹の里として全国的に有名。
昔ながらの情緒が残る小城の町が何となく気に入って仕事と抱き合わせ正月の5日赴く、
6日は恒例の出初式のあと町内の自治会長他消防関係者と年始会、閉会直近に支持者の息子さんから訃報が届く、本日通夜で明日葬式との事で俄然 慌ただしくなる。
予期していたことではあるが逝かれたら悲しみがこみ上げる、時々の付き合いではあった、身内以上に事選挙に関しては応援して頂き助言を受けた「人を見たら一票と思え・・・」眞に至言。
棺を前に亡母の時以来の涙がこみ上げ心から感謝と冥福を祈る。
他人との間柄でも兄弟、親子を越えた関係がこの世には多在する、私の人間関係の中でも5人は存在、鬼界二人この世3人、多分私は他の誰より多かろうと思う、天下の果報者かも知れない、反面 敵も少なからず有するがバランスシートで量れば遥かに資産が多い。
逝去された両人は私の恩人、心の金庫に収め終生忘れることは無い。
又、残る方々はこれからも付き合いが続く訳で悔いを遺さないように心がけたい、残余の時をどう生きるか短い時間の中で最後にしなければならい義務的な事、自主的な事、反対に社会に求めて行かねば無らない公務の数々、整理がつかいほど雑多な事柄が混在する。
他人の葬儀ばかり付き合ってきたが、これからは自分の葬儀の司式も示しておく必要が有る、その前に老後の設計図を作成、心豊かな毎日を送りたい。
新年早々ブルーな出発、友人からの年賀に「面白き、事も無き世を面白く住みなすものは心なりけり」 晋作 とあった。
半世紀以上の付き合いがある得難い友人の心域である。
                          《逝去された恩人に合掌》