「色即是空」 人生最後のチャンス。




大村湾の船溜り漁港には至る所「恵比寿」石像が存在する、別名「琴の海」と呼称される程、静かな海ゆえ海難事故等、古来無かった筈 豊漁祈願信仰の象徴として湾内漁村の漁民達が競って信心した名残であろう、病める大村湾を慈しむかの如く日並漁港の地先に鎮座する。
去る4月1日、新年度より私の住む「西時津郷」の老人クラブ「百働会会長」に任命された。
今だ青年の気概で毎日連日、時間との戦いに明け暮れる前線に身を置く立場、老人クラブ的悠長な世界は10年位先の感覚でいたが世の中どこも「人材不足」私に白羽の矢が当ったようだ。
議員現職時代より「高齢者の生きがい作り」を公約にした手前、議員は辞めても公言した以上は立場に関係なく成さねば為らぬ、此れが「私の流儀」。
やる以上は面白く爽やかに全う、パンチの利いた仕事をしてやろうと思案している。

長崎県上海事務所から「調査報告」がメールで送信されてきた、メールの利便性は海外との交信が一番効果的、5月は「簡易浮き桟橋」の国際展示会「バリシップ出展」、都合がつけば6月中旬に中国江蘇省視察になり、日中韓の3国間貿易に発展する、私とっては人生3度目のチャンス、事業初めて40年余、今日まで2度全国区企業になれる「大チャンス」に遭遇したが「1回目は未熟流産」「2回目は私が棄権辞退」そして今回が最後のチャンス、仏の顔も3度というが努力しても努力しても中々思うように結果が出ない私の生きざまを見て仏ならぬ弘法大師が般若心経を拠り所にしている姿を見て投げてくれたチャンス。
色即是空 空即是色 「チャンスも役職」も「私の心情」も全て同じ事なのか。