鶴の飛来地「出水」のミステリー


出水市シベリヤからの飛来鶴、毎年当地で越冬し春先に又シベリヤ方面に帰るらしい。
説明員の話では今は水田になっているが過ってこの地は干潟であったらしく、その当時から今日に至る迄毎年飛来、鶴達のお陰で経済効果、雇用創出共に多大(因みに他は山口県の周防市)。
朝鮮半島を経由し飛来するらしいが何故「出水」なのか、質問したが答えは無かった。
距離的に考えれば佐賀平野(ドジョウ)有明干潟(ムツゴロウ)など鶴の好物が出水より近場にあるのに不思議な感じもしたが、多分海亀の帰巣本能と同じような習性が鶴達にも備わっているのではないかと推測。
全ての動物に習性があり習性の起因する処は何ら解明されていない、科学技術は宇宙探査が可能な領域まで発達したが「動物の習性、人間の精神構造」は千年前から一歩も進んでいない、多分永遠のミステリーで人智では永遠に無理ではなかろうかと思う。

復権自民党がスピード感のある経済政策を出し始めた、景気対策補正予算と抱き合わせ二十兆円余拠出するようだ、麻生財務相も強気の男なので効果が数字に出るまで続行するのではないか。
大前研一氏が安倍総理景気対策を「金融中心」で対処する事に疑問を投げていた、同感である、上場企業の社長達はサラリーマン上がりなので国債が増えようが評価が下落しようが大して気にはしない、自社の手持ち有価証券の含み資産が増える事が最大の問題、従って無謀な国債発行でも株価が上る方が有難い筈である。
コメント出す人物は枚挙を暇ないが 私の価値観では「ワタミの渡辺氏」「ユニクロの柳井氏」「ソフトバンクの孫氏」の言動に共感する、大前氏とか稲盛氏辺りが総理大臣、財務相でペアを組めば日本国も大改造が実現するのであろうが・・・最も嫌いな男は経団連の米倉会長。

命がけで何千キロ飛来し往来する「真鶴」、鶴の習性に習い本当に命がけで仕事をする政治家が欲しい、政治の世界に傑物が不毛なのは何故なのか。