「国道207号」歩道拡幅工事、完成近し。


国道207号時津町内(未整備区間)交通安全施設整備(歩道拡幅)工事進捗状態、工事区域は殆ど用地買収済みではあるが一部の地権者と折り合いが付かず部分的に中断している。
平成16年2月3日、土地の交通補導員、1氏が国交省霞ヶ関)に直訴、面会してくれた国交省道路局国道防災課課長代理の対応が功を奏し今日を迎える。
思えば私とI氏の出会いは2期目の私が町議会で「207号道路拡幅の危険性」を指摘、不慮の事故責任は誰が取れるのか、「生命の代償は金銭では解消できない」「町民の生命財産を守るのは町長責務の最たる事ではないのか」と糾弾、登壇当日の夜間に1氏の訪問を受け安全対策は最早一刻の猶予も許されない事に関し共通の認識を持つ、拡幅工事実現の秘策を共同で練る処から謀議する。
以来8年の年月を要したが予定では来年4月供用開始、最大の恩人である当時の課長代理は現在栄達し国交省関東地方整備局首都国道事務所所長の立場にある。

翻って長崎県、現在140万の人口は2050年に26%減少、約103万位になる、県庁舎、石木ダム、3県架橋、新幹線等々国県の大型プロジェクト構想が立案されているが人口推移のデータ見る限りでは「石木ダムや3県架橋など不要」な構想に思えてくる、県内事情で勘案すれば大型工事より207号レベルの小型公共工事の方が優先されるべきである。
207号では本町のM県議にも大変なご苦労を頂いた、「契機」は兎も角、工事完成を目前にして関係者の労苦に感謝したい。
石木ダムに関して言えば私が川棚町民なら街頭に立って共産党とは異なる次元で「ダム建設反対」のスピーカーやりたいところである。
石木ダムの目的は治水・水利。「治水」だけなら他に方法はあるはず、ダムより他に遣るべき事業は山ほどあるはず、住民はモット政治に関心を持って議会議員を叱咤しないと「請求書」だけ回される事になる。