漂流する日本「民主丸」


写真は東日本大震災津波で太平洋を1年間漂流、カナダ沖で発見された青森県八戸港イカ釣り漁船「漁運丸」、沿岸警備隊は幽霊船と思ったらしい。
時津町が長与・琴海町と3町合併構想に向かい「琴の海市」実現に見えたが不調に終わり、法定合併協議会の設置は何だったのか、当初賛意を表した議会議員も最終的には翻意し全てを反故にしてしまった、執行者の行政方針が視界不透明で「漂流する時津」と言及した事を久々に思い出す場面に遭遇した。
政府の原発政策、将来方針を聞く範囲において政府内の意思統一が成されていないばかりか財界意向と民意反映の狭間で宮本武蔵も呆れる二刀流を使い、玉虫色の表現になっている。
難しい事ではあるが安全性に関する技術的問題の解消が最大要件である以上、現在の技術水準で突破し安全性確率の着地点を見つけるのは至難の業、政府が任命したエネルギー基本計画策定委員会の委員長にして政府から示された新戦略の矛盾、目標の曖昧さを指摘「このままでは具体的な計画策定は出来ない」と批判される始末、素人の私でも論理の矛盾は理解できる、大体、死に体の身で国策に拘わる将来ビジョンを掲げる事自体、不見識な事で全く説得力が無いばかりか失笑に値する、今日迄の所業を検証しても極めて無責任。
社会保障改革、公債特例法案、定数是正、行財政改革、三党合意、全て「漂流」、何処に漂着するのか判らない、田舎の市町村が「漂流」する位は大勢に影響ないが「GDP世界第3位」の日本国の漂流が続けば世界経済市況に与える影響と日本国国民は与える損害は甚大。
橋本維新の会に対する期待感に翳りが見えてきた「首都圏で期待度が9,6%から4,8%に下落」平均的社会人を自負する私が見ても最近の言動は「演技的パフォーマンス」が多すぎ、自信過剰と軽口、狭義が鼻に付く、「100万と言えども我行かん」の勇気ある行動には皆が感服する所なので、無神経な言動で人気と期待を損なうのは勿体無い、800塾生の為にもならない。

平成の快男子は些事小事に拘らず謙虚にして大胆明快に改革に向かって挺身して欲しいものだ。