秋風と暮らす日々


夏空に獲物を上空から探し頭上を旋回する鳶、望遠鏡のような魚眼で標的を決めると直滑降で急襲、獲物、標的を確保する、人間をも恐れない勇気のある鳥、カラスとは性格が可也異なる。
民主党の代表選挙は「細野豪志大臣」が選挙辞退、反野田派Gでは山田正彦氏に代わり原口一博総務相が立候補、夕方に赤松 某も挙手。
細野氏の辞退を先読みしていたら的中した、前後の事情を推察すれば代表戦に出馬して勝っても数ヶ月の命、衆議院選挙の責任は代表が取らされる。
誰が代表になっても解散後の選挙ではボロ負け「完敗」する、原因者は「野田総理」なので尻拭いは本人にさせれば良い。
このところ「国民の生活が第一」小沢代表の姿が見えない、多分、地方議員の選挙区に潜行し身内の選対秘書を鼓舞しているのだろう、冒頭に「鳶」の解説をしたが何となく「わが道を行く」小沢一郎氏を髣髴させる、小沢氏は「一を以って貫く」タイプ、共同通信の調査では党に対する支持率は低い、彼がどんな選挙戦略で挑み結果を引出すのか非常に関心がある。
長崎2区は加藤寛治氏が久間章生氏に変わり「立候補」知名度もさることながら評判は今イチ、福田えり子現職との勝負は面白い、消去法で行けば「新人」が分が悪い。
9月になって朝夕涼しくなってきた、私も「晩秋の身」毎日、毎日を噛み締め確めながら暮らしている、平凡だけどそれなりに味わいのある日々である。