泉佐野「城主の乱心」



五島市大津町、農道トンネルから鬼岳を望む。
小学生の頃この道を通り鬼岳に遠足にいった、今は亡き友人たちとも良く遊びに言った懐かしいふるさとの山、暫し啄木の気持に触れる。
大阪の泉佐野市が破綻寸前の財政再生団体になりそうで「市名称の使用権を期限付きで売り出す議案」を議会に上程、財政再建の手段にする考えのようだ。
野田政権の消費増税論議と同様に賛否両論で議論がなされているが、ソコまでヤルなら他にも先にやる事が多々ありそうな気がする、行政の長は智慧を出さねば為らない。
行政コンサルタントを顧問にしたり、民力を活用した指定管理者制度、業務委託、契約方式、公務員給与の削減、市場化テストに拠る行政サービスの実施、勇気さえ有れば何でも出来る。
泉佐野市の実情は判らないが、発想が突飛で貧弱、企業的に言えば「看板を売る」行為で自虐的、常識の範囲を超えて愚策といえよう、「施設名称、○○通り」程度なら理解も出来る、市名の買い手はつかないだろうし反対意見多数で不調が出てアタリマエ実現したら議会も同罪、多分首長、議会も近隣自治体の笑いものになってる筈、買いに来るのは中国位かも知れない、泉佐野「城主乱心の巻」といったところか。
昨日の長崎新聞「読者の声」欄に知人S氏の投稿文が掲載されていた、被災地「ガレキ処理」受け入れの意思表明した大村市長の勇断に対する最大限評価の意見である。
私も全く同感で「ガレキ処理」を積極的に受入れてこそ日本国の同胞である、長崎市長は何故か躊躇しているが情けない、被爆
被爆地の立場で考えれば一番真っ先に手助けすべきであり、それを回避するようでは「平和市長」のメッキが剥げる。
可笑しな事が罷り通る世の中に為って来た・・・・