野田政権・・・「暗夜行路」

湧水の町、島原の古民家を改造した町中サロンの庭池の鯉
人間社会の喧騒など解せず皆仲良く悠々と泳いでいる、透明度の高い庭水のせいかも。



永田町は一寸先は闇、水が濁ってるのだろう疑心暗鬼の世界、国民新党の残留議員達は信条が見えない、亀井代表が分り易い。

民主党の小沢Gが消費増税法案の閣議決定の前後に内紛、分裂するのではないかと思っていたら、国民新党が先に割れ掛かって来た、火急存亡の折「俺の腹は固まっている」亀井静香氏の言動は古武士然として潔くカッコ良い。
反面、出足は良かったけど野田政権も支持率が低調、政治はパワーゲーム数の論理で行けば分が悪い、謹厳居士、最近の総理は若さがなく爺くささが鼻につくのではなかろうか。
私の好きな現役政治家は亀井静香鈴木宗男小沢一郎、行動的で信念があり批判を恐れない、また詭弁を弄せず個性的で叩上げの焼け跡組である。
キャリアは有るが不器用な部分にも愛嬌がある、真面目そうで不真面目な議員が多い永田町で彼らの「功績と行動力」は一般の選挙民には難解で有ろうが将来大いに評価される時が来る。
28日、小川敏夫法相が3死刑囚の死刑を執行、1年8ヶ月振りの執行で賛否両論、超党派の反対勢力「死刑廃止を推進する議員連盟」や民間の「国際人権団体のアムネスティインターナショナル日本」等々。
平岡前法相の時、法務省のhttpで法相に「法律番人の最高責任者たる法相が法定期間内に死刑を執行しないのは職務怠慢、死刑執行を留保するなら辞職されたい」意見具申した経過もあり
小川法相には拍手を送りたい。
廃止論者の言い分は「死刑は生きる権利を侵害する残虐で非人道的な刑罰」らしいが、死にたくもないのに殺された複数被害者の
立場になれば主客転倒、トンでもない理屈である、極悪非道の殺人鬼は判決後、直ちに執行し社会的制裁を与えないと示しがつかない、死刑廃止の根拠は罪を憎んで人を憎まず、懺悔をすれば許される「キリスト教世界」の思考で、日本社会の「罪と罰」は自己責任を執らせる事であり、法治国家である以上、現行法に拠る措置が思想信条を超えて厳粛な形で為されなければならない。
西欧社会とは根本的に異り、乱れた今の日本社会では有益な刑罰であると思う。
                    
                    只今20:00