「人生夢幻」小松昌幸先生


大村湾ウニ陸上飼育実験1月30日着手。
昨夜から雪混じりの天候、寒い。
中海の石倉氏からウニの実験をしてみたらと助言があった、湾岸の漁師に聞いたら採れはするけど中身が少ないとの事であるが多分原因は食餌のはず、ウニも雑食でサカナの屍骸も食べると言うから陸上水槽で飼育する、来年6月産卵の時期まで食餌を提供してやろうと思う。
夕方、図書館に行ったら「小松昌幸先生」の古い著書が目に入った、晩年を迎えて尚煩悩から解脱出来ずに苦しんでいる自分に先生が「読んで見ろ・・・」と無言で窘められた気がして借りてきた。
「月光の里」展望所から眼下の市街をみて人生を看破した氏の心情。
人生どう生きるか
街が見える
人生劇場の舞台が見える
あの舞台に
どこからともなく現われ
つかの間 演技して
どこへともなく消えていく人々
・・・夢でないような人生なんてありはしない、どうせなら美しい夢を見ようと言及されている。
若い時代に受けた薫陶が改めて蘇える、思想と文言は永遠に生き続ける。