戦後65年前夜・・・

明日8月15日は65回目の終戦記念日
私の一番古い思い出も夏の日戦時下の空襲警報で川遊びを途中で止め今は無き母に手を引張れ防空壕に飛び込んだセピア色の記憶。
幼心にも非常事態を感知、壕の中で怯えて居た、今や戦争そのものが風化、戦争を知らない世代が60%余にも達し65年の歳月はこの国を大きく変貌させ価値観、道徳観念が著しく低下した。
戦争に負けるべくして負け700万余の犠牲の対価として国民は自由を確保したが今日的に考えれば果たして歴史の教訓をどれだけ得たのであろうか・・・疑問に思う。
特に国会における与野党間の口撃「下劣な誹謗、暴論」を見ていると途上国の内戦さながらで情けなくなる。
かって国鉄に新幹線「岐阜羽島駅」を作らせた大野伴睦はスキャンダルを国会の場で指弾された時、「それがどうした・・」と取り合わなかった、代議士にはその位の自信と豪胆さが有っても良い。