「独り酒」の味・・・

「春が来た」とは云え、朝方の冷え方は2月の気温、底冷えがする。
昨日、今日と何故か意に反して面白くない重たい事が生じてきた、物事は全て因果関係に依るとするならば、私の不足に所以する事なのかと自問する、事に於いては様々な場面を想定し対処してはいるが想定外の事も多々発生するものだ。
そんな訳で久方に一人酒、鮨屋の店主と身の上話をした、聴けば鮨の修行を何と大阪「河内長野市」で3年したらしく、河内長野の事をよく知っていた、大阪寿司の代表格「ばってら」を注文したら今は鯖の時期で無いらしく食べる事が出来なかった。
難しい問題に直面したら、ヤヤモスレバ腰が引け、回避傾向になりがち、然し乍こんな時こそ能動的になり局面突破に全力投球、自分自身と真っ向勝負、対峙しないと答えは出ない。
齢60の後半にして、尚アクセクせざるを得ないのは私自身の生き方(因果)によるものか・・・不明。
過って知ったる鮨屋で不器用に独り酒、何となく侘びしい時間、空間を味わう。