「ジャイアンツ」不滅の名作

BS衛星放送で懐かしいリバイバル洋画が放映されていた・・・
ジャイアンツ」である。
謂わずと知れた今は亡き「ジェームスディーン」、若き日の「エリザベステイラー」「ロックハドソン」が競演した名作・・・此の映画は50年位前に映画館で見た記憶がする、「ジェームスディーン」人気に煽られ見に行った一人であろう、内容は不遇の青年が油田を掘り当て大成功する、将に「アメリカンドリーム」と「男の情念」を主題にした映画であった様な気がする・・・・
今回、3時間余に及ぶ此の映画を最後まで見届けようとした気分は当時の感性と今の感性を検証比較したかったからである・・・・
この度、感じた映画の主題は「ロックハドソン」が主人公を演じる「レズラーベネズェット」西部人(テキサス)気質と後年は息子達との生活に平安を求める心の有様を縦糸に、西部と東部・民族問題・戦争・経済等を横糸にしてアメリカ社会の矛盾を焙りだしている・・・深く重たい映画であった、これは私にとっての収穫。
若い時に見た映画、読んだ小説・書物も再読すれば新しい「気付き」と発見がある、二度読みすればオモシロイ・・・・
そんな訳でテレビ鑑賞もNHKとBSのみ・・民放のお笑いは見る事も無い。
ジェームスディーンの映画はその他「理由なき反抗]「エデンの東」が前作にあるが、不滅の名作は何と言っても「ジャイアンツ」、もう一、二回見たい気がする。
今日は一日中、デスクワーク・・・やや疲労感あり。