ねばり勝ち・・・

大村湾、冬の風物詩「なまこ漁」の小船が一斉に繰り出し湾内を縦横無尽に走り回っている、本日から正月用「なまこ」の追い込みである・・・
昔は「箱めがね」で海底のなまこを確認し「棒突き」で漁をしていたようであるが今は「底引き網」で海底を掻き浚え根こそぎ取ってしまう・・今年は事の他、不漁と漁師は嘆いているが元を質せば今日までの乱獲が原因である・・・漁師の「師」は「漁」の先生を意味するらしいが今の漁師は自然の摂理、道理を忘れたのか。
今年は県内外、事件の多い一年であった・・・
4月、市長選の最中、伊藤一長氏が凶弾に倒れた、私達、町議も同時選挙であったのでマイクを通して「追悼の意」を述べながら走った・・・
奇しくも彼とはバブルの全盛期に彼が関係した店で紹介され歓談した事があったが昔日の想いである。
新幹線長崎ルートが新たな妥協案のもと実現に向け大きく前進した、沿線市町の条件である、平行在来線のJR経営による存続が条件で担保された、これは桑原鹿島市長の粘り勝ち・・・
薬害肝炎訴訟も二転三転の挙句、福田首相の政治判断で「一律救済」も方向が打ち出された、行政府は否定的な見解であるが「内閣支持率の低下」が総理大臣を動かした、タダそれだけの事である・・・がコレマタ原告の粘り勝ち。
五島のカネミ油症患者被害対策も大きく前進した・・・
谷川代議士・山田正彦代議士、二人とも得がたい友人であるが彼らの努力の成果である、直接的には個々、或いは地域の生活問題を解消するのが政治の役目、良い仕事をしてくれた・・・・主治医に点滴を打ってもらった、体調はすこぶる不調。