鎮魂歌「吾亦紅」

テレビの歌番組は余り見ないがナントナク懺悔じみた歌が聞こえてきた・・・
飲み屋で「ワレモコウ」と言う歌が団塊の世代に受けていると言う事を聞いていたので直ぐにコレだな直感する、「吾亦紅」はバラ科の植物で秋の花、語源は「私もまた紅いのです」から来ている、面白い事に根には「タンニン」が蓄積され漢方の止血剤として重宝がられ、学名ラテン語sangui(血 )souba(吸収)もソノモノずばりである、伊達や酔狂で「血色」を装っているんじゃ無い事が分かる、健気な花なのだ。
私もそうであったが、団塊の世代は、家族を初め、自分までも犠牲にし生活の糧を求め昼夜を問わず働いてきた・・
気がつけば世話をかけ続けた親は既に無く、今、自分が親のその年になっている、
亡き母えの追慕の思いは万人が感じところで歌手「すぎもとまさと」が代りに鎮魂歌を作って呉れた。
平均的日本人の心を詠い上げ言葉には出せないが歌に託して癒される部分がある。
NPO最大のプロジェクト・・・
実験飼育中の「道さん子、ホタテの稚貝」もヤット大村湾に馴染んできた・・・
環境に適応出来るか・出来ないか、ここが生命線であったが、只今、生存率65%
同級生の分派は福井県で頑張っているが報告によると生存率50%位らしい・・・
大村湾植物プランクトン、動物プランクトンが大勢住み込んでるのカナ〜と思う
ナントナク期待が持てる来年である、「大村湾をナマコの海洋牧場に」が私のライフワーク、琴海ベイハウスが実現えの第一歩になればと熱い思いを胸に秘める。
松尾芭蕉、晩年の句に「旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる」私のすきな句である
旅に病んではいないけど私の気分はいつも「夢は荒野をかけめぐる」である・・・
旅を好んだ芭蕉の心情は痛いほどわかる、芭蕉もまた「時空の旅人」であり「侘びとさび」の中に真実・本質を探求し続けた「求道の旅人」である。
・・・今日は自分の心の中に少しばかり踏み込んで書いてみた。
                    ・・・・初冬の気配のする日・・・