人生の決算書は・・・

友人、知人たちの中に独身者が矢鱈と多い事に驚かされた・・・
未婚の独身・既婚で嫁さんに逃げられた独身・生き別れ・死に別れ・・サマザマである。
若い時の独身は遊びまわれて自由奔放、勝手気ままに楽しくエンジョイ出来るが老いては
惨めである、家庭人としての味わいも人の親としての充実感も爺さん体験もする事は無い
人の一生は「子として生まれ」「結婚して亭主」「子の親となり」「老いて祖父になる」
時どきに喜びと悲しみ・苦楽が伴いそれを突破し、前進していく中に人生がある・・・
私の友人の幾人かは「自ら羽目を外し」独居に追い込まれた人間もいるが彼らの共通項は
意外と処世術が不器用で好人物、頼まれたら否とはいえない性格の御仁である、不肖我輩も大同小異で綱渡りの生き方をしてきたが如何いう訳か収まっている。
老境に入れば自分自身の決算をする必要がありそうだ
物理的な面での損益計算書と精神的な面での貸借対照表を作ってみれば面白いのではないか、人生の決算書の中では繰越しは無い、一生一代、一期で勝負、こんな事を考えていたら彼らに果たして当てはまるのか、些か疑念を感じるが当人達は独居生活を満喫している節もあり見た目では計れない。
新聞紙上で公務員の不祥事が報道されている・・・
先般は長崎市被爆者協会の役員がセクハラ疑惑で自殺をした、小心者の愚行にあえてコメントしないけど「犯行前後」に如何いう言動が交わされたのか、興味がある。
守屋にしても「彼」にしても役所で頂点を極め、傲慢さが身につきのめ込んでいったのだろう・・格言に「好事魔多し」とある、留意すべし。