敵は本能寺(外野席)にあり・・・

選挙が近づくと毎度の事ながら思う事がある、挨拶回りである。
立候補の挨拶と称し戸別訪問をする、その実は投票依頼である、選挙民からは選挙の時だけ来てから、と余り良い評判を受けないが、挨拶に来ない奴はナオ評判が落ちるので候補者は争うようにベルを鳴らして駆け巡る、本来なら議員活動で競うべき所であるが売名のムカデ競争に堕ちてしまった。
私の知人の家にも「○○です」と来たらしい、ご苦労さんとの対応はするが名前も顔も「右から左」・風と共に去りぬで飛んでしまう、印象は何らなくマシテ投票の対象にはしない、と言う、当然の事と思う。
トコロガ候補者の立場に立てば人(候補者)が走り回るのに自分もしなければ遅れを取るで、ワレ負けじと狭い町内を夫婦で駆け回る、議員稼業は他人様の世話事をするのに何故、ペコペコと頭を下げるのか、物の道理からすれば主客転倒である。
卑しくも人の上に立つものは条理・道理を弁え行動すべきである、選挙民を教育するぐらいのプライドを持つべきである、という私も支持者の処、或いは思しき所に挨拶に行くが私なりの考え方を持って伺いに行く・・・コレが実状、選挙民に阿るだけでは議会のレベルも上がらない、時には選挙民を叱る位の気概と信念が有ってよい。
選挙を控えて私がホントウに相対する相手は誰なのか自問する・・・
直接的には候補者であろうが究極の相手は、外野席のシラケ組、ココを土俵に引き込み支持層に出来るか否か、出来れば予想以上の結果は付いて来る、私の選挙戦略はこの辺が狙い目、これは、最後は自分の頭脳との戦い。