千の風になって・・・

夕方から知人の紹介である人と面談した、7年前急逝した兄貴の友人で生前の思い出話に花が咲く、最初の選挙時には兄貴と折り合いが悪かったから応援も頼まなかったので必然的に彼らは私の事を知らない、その後、関係修復した後に私の事を兄貴に聞いたと言う、死んだ兄貴の引き合わせと喜んでくれた・・聞けば私の知らない事までイロイロ知っており驚愕した、今度一緒に墓参りに行く約束をする・・・
千の風になって・・・」という歌があるが、人は死んで風のなり自分の好きな所に行ったり来たりし人の心に住み続けるものだな〜と改めて痛感する、兄貴に対する友情に応えてゆきたいと申し出がある、有難い言葉である。
「我が人生に悔いはない」裕次郎の歌であるが人は悔いの無い生き方が本当に出来るのか・・悔いが無いのはウソで諦観して自分を納得させているだけではなかろうか?
若しかしたら永遠の謎ではないか?兄貴との最後の会話は冗談半分で聞いた・・「悔いは無いか、今の境地は?」に対し「悔いは無いけど未練がある」の答えであり、その12時間後天国に旅立った・・・人間の命は儚く悲しい。
翻って私は悔いを残さ無い生き方をしているだろうか・・残された短い時間の中で何処まで自己実現・昇華させれるか、議員に当選する事より遥かにハードルが高く、険しい難関である。