故人に捧げる

昨日鹿児島の友人が逝去した。
先日より細君から危篤の報を受けていたので案じていたが天国に昇天冥福を祈る・・・・
60を過ぎれば誰が逝ってもオカシクナイが身近な友人達が一人、又一人この世から旅立っていくのは何と無く寂しい・・小学校時代からの友人で特別、仲が良かった一人であった・・これで川野正男・西野忠文・尾村雅博・そして今回の入江健夫と4人先立った天国で旧友達が同窓会でもして楽しくやってくれればと思う。
入江健夫は特別人柄の良い超一級の人物だった、私が得た友人、知人達の中で彼の右に出る人物はいない、子供に恵まれず晩年は細君と二人で平穏な生活をしていたが、何と無く寂しげであった・・五高時代、社会人、家庭ぐるみの付き合いをして来たが、楽しい思い出、苦労も共有した、彼と友人関係を持てた事を感謝したい
人生の好し悪しは友人関係で決まる「友有りて楽し人生」である。
まだまだ元気な友人達もいるが、温度差は否めない・・・学生時代の友人は利害得失もなく純粋ソノモノであるからイツマデも続くのであろう。
初めて焼酎の飲み方を教えてくれたのも彼であった、私が無職無給、落ち込んでいる、時一升下げて来てくれ痛飲した、あの時の友情が今日まで持続した。
鹿児島での結婚式に参席し薩摩白波で乾杯したのも思い起こせば昨日の出来事のようである。
富士山にグループで登り7合目の山小屋でご来光を仰ぎ細君の誕生祝いをしたのが平成9年8月初め。
家内の生家がある人吉・球磨川で合同キャンプをしたのも度々・・・
枕崎の現場工事の往来では何時も歓待してもらったものだ・・・
考えてみれば世話に成る一方で随分借りがあったが、返済する事も出来なくなったが彼の分まで頑張って生きてやろう。
・・・故人ではあるが貴君の友情に感謝し哀悼の意を表す・・・・              合掌