子孫に美田を残さず・・・南洲

私が理事をする学園の理事会があり、参加する。少子高齢化の狭間で四苦八苦かと思いきや、大して危機感を持っていない。
決算の承認が主たる議事であるがコレマタ関係の資料が整備されていない、これで承認をと言うのは頷けない、後日提示求め「良」とするが、卑しくも理事会である。
不明瞭な問題で某理事から質疑があり当事者同士が誹謗し中傷(?)の応酬・・・
世間によくある身内の争い、骨肉の諍いであるが事は学園の経営に絡む問題でもあるから無視は出来ない、教育事業に関わる者が分別を欠く様では教育は出来ない。
西郷南洲は「子孫に美田を残さず」の名言を残して「城山」の土と化した、なまじ財産を残せば兄弟身内が財産争いを為し一族の争いの元になる、従って財産は残すなと戒めている。
 将に名言である・・・西郷 死して名言残る、永遠の真理を言い得ており、現在に生きている、先代も罪な事をした、財産がなければ穏便に収まり争いは無いであろう
兄弟の確執ほど醜いものは無い「若:貴」にして然りである。
時津自家用の代議員に推薦された、奇しき縁であるが大きな声で語れない部分もある
が、タバタの爺さんが約束を守ってくれた、昔の人は味がある。
ホタルも琴海の利根川に出始めた、ホタル情報が入る・・・最初の時はOさん夫婦から招待され十数年になる、その奥さんも今は脳梗塞で意識不明で4〜5年、隔世の感。
形アルモノは亡び、生アルモノは死する。
元気なうちが人生、元気が財産。今日という一日、今というこの時を大切に生きる。