後悔は「人間の定め」か。

自民党長崎県連の定期総会が旧プリンスホテルで開催され、時津支部から支部長、幹事長、総務会長の私、3人が出席した。
県内60支部の関係者が一同に参集し今後の党の進路、指針を確認する、金子知事も先般の選挙の礼に来ていたが谷川代議士、久間総務会長、三好県連幹事長も 皆やや、疲れ気味。
来年の今頃は選挙前夜で緊迫した時を迎えている事と思う、選挙を「戦い」に例えるのは、承服できないが「勝つか負けるか」の推論で行くなら人間と人間の戦いには違いない。

昨日は支持者のYさんから相談を受け居酒屋でノミニケーションを実施した、小売業の悲哀を聞かされるが流通業だけの問題ではなく好況地帯と不況地帯の地域間格差が水面下で進行し此処に来て浮上し格差が表面に現れただけの事ではなかろうか、地方にとっては甚だ遺憾な事でこの先が思いやられるが、なんとも仕様が無い。
テレビで私の好きな「寅さん」シリーズが放映されていた、特別ゲストに過っての人気女優(50年位前)岡田嘉子が出演していた、彼女は当時人気絶頂でありながら恋人の監督とソ連に駆け落ち逃避行する、その監督も現地で死亡し15〜6年前単身祖国に還ってきた、情熱の女性である、彼女が映画の中でシミジミと「所詮、人間は後悔するような定めになっている、一つは何故あんな馬鹿な事をしたのだろう・・・という後悔。もう一つは何故あの時思い切ってしなかったのか、という後悔」彼女にして云える言葉で含蓄が有る、同じ後悔でも前者の方が良い、ナントナレバ前向きである。
年を取ると体力、気力、とも低下し弱気になりそうな気配で、些か不安を感じる 男社会は体力勝負であり 良いコンディションで毎日を作っていかないと時日は帰って来ない、かの岡田嘉子氏も今は亡く、主人公の寅さんこと「渥美 清」も鬼籍の人になった。
俗語に「死んで花見が出来ようか、」とはよく聴く言葉であるが「生きてるうちが花」である事は紛れも無く永遠の真実である。