彼杵町を訪問する。

ライブドア3000万騒動は小泉首相の言明どおり「ガセネタ」であったようだ。
新聞報道によれば「フリーの記者」が作為的に作り自分から自分にメールを打ったモノを、民主党の青年代議士に持ち込んだ模様である。
国会はこの件で「爆弾騒ぎ」に等しく一時は小泉政権の政局にまで発展するかに見えた、延べ10日間ぐらい質疑応答、空転した。
貴重な時間を費やして根拠のない問題で紛糾した事は一つ間違えば国家の根幹に関わる事でもあり「フリーだから」「青年代議士だから」では済まされない、事は厳罰に値する。
民主が支持率を大きく下げている、鮮度は良いが旨みがない、味がない 是が今の執行部、
これで前原代表も今回限り、キャリアの小沢一郎待望論、出番に花を添えた感じは否めない。
対馬のピタリ談合事件も関係者が逮捕され官民一体になり公共工事を食い物にして来た内実が暴かれてきた、業界そのものが談合を必要悪と認め其の体質を継承して来た、全国共通、暗黙の内に手打ちをしている、内部告発で表面に出てきたが業界の体質が何処まで改善されるのかコレマタ疑問である。
人間は自分の不正は許せても他人の不正は許せない、奇妙な性格を持っている、背に腹は変えられぬ理屈で自分のことは容認し保身に走る、非常に都合の良い考えである、私も同類であるが、務めて他人にも自分にも厳しくと自問自答している。
今日は彼杵町を久方に訪問、議長、町長に会って来た、心ならずも合併の機会を逸し町政再建の気概に燃えている、一万足らずの町民と役場が知恵を出し合い凌いでいる、エールを送りたい再訪を期して辞する。