小久保寒椿、知事選に散る。

知事選挙の結果は金子原二郎の完勝であった。
ソモソモ幕の内と横綱の戦い、まして小久保候補は選挙の2ヶ月前の立候補、方や金子候補は二期八年間のキャリアと公共工事の実績を携え八年間、官費を使って選挙運動をしているようなモノで並では勝てない、スキャンダルでもあれば勝機があるのだが、攻め手が欠如。
金子原二郎氏も真面目に公務をこなしているので一応の評価が出たと見るべき。
私は1月19日に知事選を予想するでコラムを書いていたので、照合したい。
投票率   55% (実際=52,27%)
金子候補  38万票(実際=39万)
小久保候補 25万票(実際=19万)
共産党    3万票(実際=3万 )
時津の投票率45% (実際=45,08%)
小久保さんの票読みが外れてアトは大体、合格ラインで点数をつければ85点位。

今日先日亡くなられた、中尾 實さんの葬式があった、私は昨日、通夜を済ませたので告別式は都合が悪く参列出来なかったが昨日、故人の写真を凝視している内に墓場まで持って行くマル秘事項が彼の場合如何だったのか、と急に頭に浮かんできた。
大なり小なり人には言えない個人的なマル秘、社会的マル秘等々、政治の世界で渡世を張れば明かせない、裏がある。
秘密を秘密として守り、口裏を合わせてナントカ出来上がっているのがこの世である。
選挙の時、ナニスル、カニスルと候補者の空手形が横行するが、ホントの話、その筋との裏約束は表に出ない。
四年間は金子知事の世界で次は来春の県議選、今から始まる。
明日は五島出張、久し振りに五島のキビナでも食べてこよう、帰れば愈々、各方面で追い込みをかけなければ成らない。
・・・五島の寒椿も咲き乱れているのではなかろうか。
小久保寒椿は、咲く前に知事選で散った。
 *それでも横綱を相手に大健闘をした、女性ながら天晴れである。