現実は終わりの無い ド・ラ・マ。

24日に五島市福江島)に行き、今日27日、新上五島町に行って来た。
どちらも合併して新市、新町になってしまった、旧市、旧町が合併しても住民の生活は何ら変わらず、ややサービスが低下する可能性は否めないが将来の負担軽減を考えればその位のことは我慢しなければならない。
長崎港から新上五島町、鯛の浦に高速艇で到着、船中で五島の神父と県議の馬込氏に会う、
簡単に挨拶を交わし「船中八策」ならぬ懸念事項の整理に没頭、一人の世界に浸る。
 2年振りの上五島、福江とは又、若干趣きを異にするが私にとっては懐かしい町である。
樹工の創業時代(S47年)に有川商店街全体の看板工事を請け負い、事業に弾みをつけた。
あの頃は正真正銘、命がけで仕事をした(34歳頃か)、用件を済まし時間が有ったので、有川に行く、過っての商店街現場は、今は昔 ゴーストタウンと化しこの町の景況観を物語っている、深刻な気分になる。
町の産業は「鯨から五島うどん」に推移し製麺業界は元気がある、帰りの待ち時間に「串鯨のうどん」を食べる、これで新旧の名物を同時に胃袋に吟味させた事になるが余りマッチしているとはお世辞にも云えない味であるが捕らえ方が田舎くさくて何とも面白い。(*^_^*)
昨日は知事候補「金子原二郎」氏の個人演説会が時津カナリーホールであった、参加者満席
800人で盛況であった、特別弁士で「小泉チルドレン」のアイドル「杉村大蔵」が登場、
自称ヒラリーマンの26歳ではあるがナカナカのキャラクターの持ち主、将来が面白い。
このコラムの休眠中に「ライブドア堀江貴文氏」が証券取引法違反で逮捕される、時代の寵児も地に堕ちた。テレビの放映場面を見ていると若い幹部社員が登場、夫々が役割分担し商法にモトル行為を実行、性格は異なるが以前のオウム事件を彷彿させるような集団的雰囲気を感じる。
毎日がドラマ以上のドラマである。
現実ほどドラマチックなドラマは無い、今日から明日へ架け新しいドラマは既に開幕、現実は終わりの無いドラマ。
客観的に観賞すれば行き着くところは「滑稽で切ない」のが人生の舞台ではあるまいか。
   ・・・・・今日やっと自分の時間がとれ、コラムが書けた、明日は熊本行き。