大槌ボランテアベース初代施設長を悼む「独白」。

                        写真は大槌町の民宿、この二階屋上に津波の時、石巻市の遊覧船はまゆうが乗り上げそのままの状態がしばらく続きモニュメントととして保存しようかと検討されたようであるが、被害遺族の心情を考え撤去解体された。
今なお、大槌町には町長初め課長達が殉職した役場の残骸が現存しているが、それも解体される模様、津波の痕跡は徐々に消滅しつつあるが被害者遺族の傷は恐らく生きている間は延々と続く
カリタスジャパンボランテアベースを立ち上げた古木神父が御帰天された、昨年の選挙時は心から支援して頂いた、享年66歳 社会派で行動的な人物であった、昨年がんの宣告を受け余命幾許と宣告され終活に時間が足りないと嘆いていたが惜しい人物を失った。
彼の私に対する遺言は「議員職を召命」を思い選挙民の意思を尊重、理解してやって欲しい、頭から否定は好ましくないであった。
常々その考えは持っているつもりだが時に忘れて自分の考えを押し付けてしまう性格なので肝に銘じて戒めたい。
最後にお会いしたのは5月の23日長崎大学病院 東10回病棟であった。
彼にはまだまだ長生きして思う存分彼が考える召命の仕事をさせてあげたかった。
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