100年の歴史

7月6日 五島高等学校の同窓会が開催された、往時は150人からの参加で溢れた事も多々有ったけど、昨今は寂しい限りである。
来年、我々が当番幹事、流れを掴んでいないと歪な事になっては顰蹙を買うので久々に参加した、同級生は身体的に元気であるが老齢が表情に宿り建設的な話題が生じる余地が無い、同級生の中で昼夜を問わず野心的に忍耐犠牲と努力奮闘しているのは若しかしたら俺一人かもしれないと自負しながら宴会場で世話になった先輩達と酒杯を重ねたが何の因果だろうか。
只今、参議院選挙期間中、世論調査によれば自民党の圧勝、一人勝ちのようだ、安倍総裁も安全運転で「日本を取り戻す」世論を引き寄せているが、道州制交付税措置、定数削減等々、所信を公示し民意を問う選挙をして貰いたいけど抽象的表現で選挙を逃げきろうとしてように見え、少々不満である。
今回の選挙は憲法改正、TPP、国防軍創設等が選択肢になっているが、本来はもっと根源的な事、少子高齢化社会化現象で100年後の人口4500万人と推定される現実を踏まえ「この国の将来像、国家体制」を如何、具現化するのか、大局観を持って政策論争して貰いたい処であるがこんな事を滔々と喋っても票にならないから凡庸な政治家は語らない、情けない事である。
100歳、百寿を迎えた元気な婆さんが近所に住んでおり、先日お祝いに行って来た。
100年前は大正2年(1917年)日本の人口は奇しくも同じ四千五百万人で有った。
   このままいけば日本は人口問題で国家破綻し隣国、中国に乗っ取られてしまう。