熊本県球磨郡五木村  民宿「ほたるの里」 雑感。


熊本県球磨郡五木村 川辺川の上流に位置し川辺ダム建設工事では進捗乍、2転3転旧建設省と半世紀に及ぶ論争を経て蒲島知事の下、中止になる。
20年来この地に通い工事の経過を横目に川漁師、山猟師と交流を続けて来、今夏は熊本集中豪雨でご懇意にさせて頂いている猟師宿「ほたるの里」が水害に合う、写真は軒下を流れる河川が氾濫し床上(水位より8m)浸水したらしい、見舞い方々激励に行った時の現場写真。

野田総理参議院で野党の問責決議が採択され可決の洗礼を受ける、自己矛盾を包含した不可解な3党合意の精神も飛散した、谷垣総裁は小異を捨てて大同を優先と弁明。
消費税増税に政治生命を賭けると豪語していたので本来なら参院社会保障関連法案と消費増税が可決された段階で議員辞職するのかと思いきや全ての事柄を曖昧にして民主党の代表選に挙手をする模様、問責は覚悟はしていたであろうからTVで見る限りオタオタしていないが無表情の中に慙愧に耐えぬ心情が読める、悪あがきは止めて辞職をしたら良い。
2009年新生民主党は国民の期待を一身に受け政権交代を果したが「お粗末な政権」で慙愧に耐えぬ思いをしたのは選挙民、野田氏を筆頭に「民主3代の総理」は後世「ダンゴ3兄弟」と揶揄されるかも知れない、自民党にも辟易させられたが顧みれば未だ自民党の方が大人で懐が広い、谷垣総裁も多分、退場だろう、私から見ても詰めが甘く迫力に欠ける。
町村氏が案外本命かもしれない、阿部さんも良いが彼の方が選挙区で一回落選し辛酸を舐めた分だけ幅が有り風格を持っている。
深山渓谷、自然原野に囲まれた五木に宿し流れる川のせせらぎを耳にすれば心が洗われる。
「洗心通天」は北村西望翁が晩年良く揮毛された文言である、俗心にまみれた政治家達を1週間ぐらい「ほたるの里」に合宿研鑽させたら少しは目が覚めるかも知れない。