大村湾、波高し・・・

野田政権誕生、松下(政経)イズムに期待したい、一番喜んでいるのは極楽往生した幸之助氏かもしれない。
野田総理が名宰相になれば幸之助氏は後世に多大な貢献をした事になる、国家存亡の折、彼の政治力に注目したい、経済界も概ね好感を持って見つめているようだ。
今日は8月31日、暑苦しい管政権も夏と共に終わり、涼風が恋しい季節。
年齢から来る事なのか今年の夏は些か重たく感じた、大村湾資源調査は近年に無く多く実施したので、その所為かもしれない。
大村湾の底質改善事業も最近になって動きが活発になってきた、津水湾を水酸化マグネシゥム工法で実験に入ったが、私的には本来の考え方からすると疑問を感じる、一過性の対処法では根本的な解消にはならないからである。
破壊された自然は自然の治癒力を技術力で補完し助長力をつけてやる事が必要である。
長崎県環境政策課には実験海区を2,3箇所作り、成果検証を競わせたら勝負が早いと提言、一つ一つ消去法でやっていたら時間も予算も勿体無い、私達NPOの提案する「人工覆砂工法」が本来の解消法ではなかろうかと思うのだがヤハリ実験をしてみないと効果は把握出来ない
ここ1,2年が勝負である。
NPOの陣容も整えて詰めに入る段階が来たような気がする。