来時流時・・・


何事もなく時は流れる・・・愛野の夕暮れ。
検察審議会による結論は「小沢氏を強制起訴」一定の見識であるが審議会は自分達の手に負える事件ではないから、裁判という司法の場で判決を出して貰おうとの答えを出した。検察が嫌疑不十番で不起訴にしたものを立場柄とは言え、法の何たるかも判らない審議会委員が簡単に答えを出せる訳が無い、強制起訴で実刑が確定したかの錯覚を持たせるような報道が為されているが由々しき事である。
中国と尖閣列島という新たな領有権問題が再発、北朝鮮とは拉致問題が膠着凍結、米国との約束事項、普天間基地問題も未だ決着していない、民主政権は四面楚歌、八方塞がりの様相がする。
中枢が全てサラリーマン風で生臭さ泥臭さが出て来ないのは如何言う事か?
名古屋の川村市長・大阪の橋下知事が大きく見える、世の中は台風前夜ながら過ぎてしまえば「夢ものがたり」、時は来たり、時は流れる。
・・・夕暮れに愛野峠をひた走る・・・