希望都市/上海


2009年秋 上海にて
梅雨に入り2階の私の部屋も管理が悪いので湿気が充満、多分梅雨が明ける頃には「カビ」が彼方此方に発生、新調の背広も「カビ」の住処になっていることだろう・・・
世の中不景気で四苦八苦しているのに日本国中「ワールドカップ
サムライブルーの活躍に「万歳、万歳の大三唱」たかが予選突破した位の事で歓喜する国民感情が「何故か疎ましく・・・虚しい」。
中国貨幣「元」が強く、他国の貨幣価値が下落している、経済成長率が鈍化したとは言えGDPは日本を越えた、人口比でならマダマダだが、現実的には日本の景気回復も中国抜きでは語れない。
昨秋の「日中交流上海視察」を思い出す、成熟都市でありながら途上国並みのバイタリティと泥臭さを抱合せ、尚成長を続ける上海は中国の象徴である。
イルミネーションに飾られた高層ビルは「不夜城/不死鳥」を髣髴させる、そしてホテルの最上階で演奏する60年代の「オールドジャズバンド」、上海万博が東アジア好況の牽引力に為ればと願う。