憂愁の秋・・・「紅楼夢」

憂愁の秋
昔から秋は物悲しさの季節らしい、ワタクシも何となく憂鬱な気分、この年齢になっても言語の使い分けで苦労する・・・
言語は人間の意思疎通の手段であるが一つ間違えば逆にもなる、使い方の難しい道具と同じ、まして外国人ともなれば尚更の事、単純語の連発で意思疎通を図るのは至難の業。
親切、同情、思慕、義理が絡めば複雑になり、苦渋の航海に出るような事になりかねない・・・・
親切を施しすぎて何処からか対価を求める野心が出て来ないとも限らず、人間の本性は極限まで行かないと見えて来ない部分がありそれなりに長い人間稼業をワタクシも遣ってきたが経験を通して不思議な心境に遭遇した事がある。
人間とは不可解な動物、時に己の人間性を喪失する事も多々あると痛感する・・・・
仕事は深夜作業、工事現場の監督、超突貫工事で疲労困憊、連日心身の疲労を感じるが手を抜けず、このまま月末まで貫徹。
10月になれば3〜4日休暇をとり、リセット。
中国の4大史書に「紅楼夢」・・・「この世が夢か、夢がこの世か」物語がある、一番有名な物語らしい、この世が謎だらけのようにも思えてくるから不思議。