地球の耐力は・・・

1月19日のコラムで今世紀は終末?と暗い予測を告示したが一部、現時点で訂正すべき数値が露見したので書き直す・・・今世紀末に気温が6度上昇と有るのは正確には2,7℃らしい・・・然しながら生じる「結果」は同じで、ここ数年の内に温暖化を食い止めないと地球生物は今世紀末には壊滅的打撃を受ける、謂わば壊滅する、コレは、NASA地球環境研究所、所長の警告である、昨夜の宇宙飛行士「毛利 衛」と対談の中、切実な表情で訴えていた・・・
温暖化に対する対応策は個々のレベルではもう間に合わず「全世界の国が国際法の中で解消に向け同時出発しないと効果は期待できない」段階である・・・というのだ。
ニッポンはどうかというと京都議定書の議長国でありながら先進国で最低の数値△6%が逆に+6%であるらしい・・・排煙脱硫・脱硝装置、環境汚染、公害防止装置等々、最先端の環境技術を持ち合わせながら・・・お粗末な結果である、考えて見れば三菱重工長崎も海外向けに風車をドンドン輸出しながら自社工場では石炭燃料の火力発電所から動力を買っている自社で使う動力ぐらい自社製品で補えばよいだが、利潤とコストに走り環境には特段の配慮をしない・・・「自然環境と自然の倫理」観の欠如、煎じ詰めれば環境に対する経営陣の「モチベーション」の欠如と言う事になる・・・
こんな事をしていたら・・・・
「インデアンの数え歌」の通りになってしまう・・・そして最後は誰も居なくなってしまった・・・
地球最後の日は「核戦争による破壊」を想像していたが、環境破壊による地球の異常気象の方が遥かにスケールが大きい、白アリに喰われ続ける住宅と同じで少しずつ蝕まれ徐々に耐力を失いある日突然ドドーと崩壊する。
この恐怖は避けがたい現象である・・・・