NPOおりおん「琴海ベイハウス」開設

冬の到来を予感させる冷え込みが早朝より襲ってきた・・・
昨日までは秋日和で気温20度、大村湾水温18度の好天気であったのに天気予報通り
の天候になった。
このところ・・・気候(気温・水温の変化)を観察、データーをとっている、理由は、琴海ベイハウス(NPOタスクフォースおりおん:大村湾臨海研修所)で北海道産の稚貝を使い帆立貝の飼育実験に入るタイミングを覗っている、低温域が帆立貝には必要で常時20度以下が飼育の要件である。
大村市では有志の漁業者が既に出発し、成功しているので何とかなるとは思うけど果たしてボランテアグループで何処まで出来るのか・・上手くいけば美味い帆立貝の刺身が来年6月末には試食できる、成果は漁民に提供でき、間接的ながら生物(貝)活用海水浄化が期待できる、大村湾の漁業者が水産で稼業になれば海域環境保全に積極的に成るはず、経済効果で訴求するのが私達の考えで稼業が事業になればオノズカラ生産活動が拡大し雇用も就業の機会も創出でき、ビジネスチャンスも生じる・・・・
今回の実験は小さな試みであるが段階的には大村湾全体を視野に入れた事業化も夢ではない・・・・
同時に念願のテーマである「大村湾をなまこの海洋牧場に・・」ナマコの増殖を目的に「なまこ仕掛け」も研究する。
・・・東北地方は明日「雪印」・・いよいよ「寒」も南下して来る。
3年ぶりに干し柿を作る、渋柿も処理次第で甘柿とは比較出来ない味が醸しだされる。(熱湯に耐え、寒風に打たれ、闇夜の寒に耐えて初めて干し柿は完成する)
人間が醸成されて行く様にも似たりと感じ入る・・・。