彼岸花

福田新総理は内閣改造を小幅に留め「背水の陣内閣」と称した、決意の程が覗われるが閣僚に何処まで浸透しているのか、自分だけが気負っていても一衣帯水の心境に皆がならないと国民には伝わらない・・・・
内閣支持率57%期待感は少ないが安定感を評価したのだろう、長州の甘口のBONBON・べランメー九州人のASOより同じ二世でもチョイ辛口の上州人を永田町は御輿に担いだ。
「背水の陣」とは・・・漢の韓信は川を背にして陣を張り「引けば水、進めば敵。同じ死ぬなら適中に」と兵士を鼓舞して戦い、大勝利を収めたという・・・背水一戦 破釜沈船
決死の覚悟で事に当れば「死中に活」で勝利の女神が微笑んでくれる・・・・
他人の選挙は難しい、ナントナク混沌としてきた、流言飛語が交錯し選挙民は右往左往の状況、コンナ迷走選挙は日本国中探しても余り無かろう・・・選挙民の見識を問う選挙になるがマインドコントロール症候群が至る所で見られ先が思いやられる、本当は判っている筈なのに「わかっちゃ、いるけど、止められない」のかも。
背水の陣は本来、形勢不利の方が立てる戦略、攻め手が守り、守り手が攻める、 時津の秋の陣・前哨戦は立場が逆転している・・・奇妙な構造。
崎野半島の遊歩道に曼珠沙華がひっそりと咲いていた、福江島の田舎道、畦道の至る所に咲いていたのを思い出す、なぜか「此花」には惹かれるものがある、水仙とは対照的に艶やかではあるがナントナク儚さも同時に漂わせている、それが「彼岸花」とも謂われる由縁であろうか・・・・
元気で五体満足に育ててくれたご先祖様に感謝し、外海の墓前にお参りにいこう。