「未必の故意」

新聞紙上で連日社会保険庁の杜撰な事務管理が各界から指弾されている、コレが民間企業ならならドウナルカ・・・生命保険の被保険者が死亡し受取人が請求したら掛けていたにも拘らず掛け金の記入もれ、転記漏れ、若しくは名簿が蒸発・不明・・然る後に支払い不可、無責任極まりなく訴訟の対象に成り、場合によってはその体質を作った役員に対し株主が「株主代表訴訟」で有形無形の損害賠償を求めるのが通例である、「カクスレバ、カクナルコト」と知りつつ「カクスルコト」を「未必の故意」と言う・・・耐震建築構造の偽装、ライブドア村上ファンドコムスン、NOVA、圧巻は「ミートホープ」、この社会的犯行をバレなければ犯罪にならないと自認して
バレルまで繰り返す・・・おまけに監督庁である農水省北海道庁までが何ら機能せず黙認した事は極めて問題・・・共犯に等しい。
未必の故意」の殺人事件が連日多発している「故意」と「未必の故意」の狭間もある、人間の感性が麻痺してくれば今後益々この手の事件が社会問題に成ってくる、企業経営の最たる部分は「リスクマネージ」である、「カクスレバ・・カク成る」其の位の事は凡庸な人間でも予見できる、個人生活の中にも潜在するこの要件を他山の石とせず自戒し検証する必要がある。