30年後の長崎県。

5月最後の日、会社的には決算月・個人的には○○才、最後の夜。今年の5月は選挙の翌月で多忙を極めたが公私共に内容が充実した月であった・・・「サンデー毎日」の友人達を些か羨ましく感じるが「社会との繋がり」は現役社会人の証左であり精神的にも有益な事である。
九州道州制第2次検討委発足・又、地方分権改革推進委の基本理念が報道された・・全ては21世紀に適合したこの国の再構築(システム)・行革の一端である。
又、知事、首長の4選が制限される方向であるが望ましい事である、権力を掌中にすれば時に公私の判断を誤り、後世に多大な後遺症を残す事になる・・・・自治体・公社・機関、が見識を失い、多額の借金・後年度債務負担行為を残せば支払いは受益者ならぬ後世の納税者に廻ってくる、(つまり借りる人と払う人が世代間で異なる)、コレは行政の食い逃げに等しい。
ニッポンの「最新版人口動態統計調査」の記事があった、それによると長崎県の人口は30年後△25%(151万→113万)これは大正9年の県人口にタイムスリップである、政治の先見性は統計・データを踏まえて「将来のあるべき姿」を洞察し今から対応していく使命がある・・・卑しくも政治に携わる者は住民に大きな債務負担も残してはいけない・・・
時代がフルスピードで流れている・・・時津町長与町に県の合併ビジョンが9月には示されるが、「2町は連合指向か」2つの川の流れを凝視すれば魚の動きも「魚心」も見えて来る。