亡国の兆し

新聞の広告欄に「みずほフィナンシャルグループ」の小・中学校における金融教育授業の内容が紹介されていた、東京学芸大学との共同研究活動らしい・・・・
マネー帝国・アメリカではカリキュラムの中に組み込まれ株式やファンド、為替デイラーの体験教育をバーチャルで勉強させるとは聞いていたがニッポンにまで伝播した事を知り愕然とする、学校教育の中でモラル・徳育が求められて久しい筈なのにアメリカに倣い大学に寄付をして実験的にやっているのであろうが、この学校は狂っているとしか思えない、戦後教育の中で道徳教育を蔑ろにした結果、拝金主義・金が全ての社会が出来上がり日本人の精神構造が変形した、金の為なら友人でも親でも殺す世の中になり、社会問題になっているというのに良識の府も堕ちたモノだ。
アメリカにはキリスト教というバックボーンがありバランスが取れている。
現在の日本とは精神構造が全然異なる事を忘れている、昔は儒教の精神が家庭の中で継承され分別・常識が働いていたが今は昔である。米国では聖書・キリストの名に於いて虚偽を語らない・日本では虚偽で自己防衛或いは黙秘し墓場まで持っていくのが美徳とされている、今の日本は金儲けの為なら法も規則も道義も不要で、金持ちが勝利者・英雄・貧乏人は敗北者・軽視される風潮になりつつあるソンナ社会になれば高齢化問題ドコロの騒ぎではない、国難に値する問題である・・・