晩秋の有明海・・・

今日は文化の日なので日頃から溜め込んだ本でも読もうと思っていたが、家内の注文で久方に有明海に干潟を見に行く、干満の潮位差6m日本最大、一面の干潟は壮大である、数キロ置きに作業用の道路が沖に突き出し、両脇には白いアサリの死骸が貝塚のように堆積していた、昔ながらの漁法でムツゴロウや魚介類を漁師が獲っていた、晩秋の夕暮れ時、有明海の風物詩である。
帰りに小長井町を通過する・・・ここは4〜5年前、保険金殺人事件の現場になった場所・・鹿島市の山口礼子(人妻)が愛人の骨董経営者と共謀して事故死に見せかけ夫と子供を殺害し保険金詐欺、なんの変哲も無い寂れた漁港の波止場で事件は発生した、ついこの前の事件なのに今は話題にする者も居ない・・有明の泥海に埋葬されたのか、次から次に起きる忌まわしい事件に全ての人が振り回され過去の事件はすぐ消去してしまい、物凄い勢いで風化していく、連鎖反応を起し同様の事件を生む・・
長崎県の裏金不正処理も外部調査に移管、何処まで発展するか県民監視の的、時津町の水道問題に対する問責ドコロではなくなった・・勧告程度ですんだのは県の事情。
時津町には裏金は存在しないのか・・・町民に聞かれる。