奈良県・斑鳩町〜大阪にて

長い二日間の日程を終え議員研修旅行を無事終える、たかが二日間の事ではあるが過密スケジュールの上、貪欲に周辺地域の歴史、文化まで学習の為４〜５日分位に感じる、奈良県斑鳩町は時津町と財政規模を初め、行財政改革に対する取り組み状況が非常に類似している、都市構造は全く異質であるが議会関係者のスタンスは行政とは一定の距離を保ちつつ監視役を果たしているようで好感がもてたが、行政側には保守的姿勢が垣間見え歴史と文化を守る概念が行政システムにも反映されているのかと疑念を持つ。
聖徳太子・１３００年余の時空を超えてタイムスリップしたかの錯覚を覚える法隆寺
夢殿・伽藍・甍・仁王、等々・・世界遺産を自分達の財産として守り継承していく観念がヒシと伝って来た。
本日は大阪市あべの防災センターを視察、時間の合間を見て四天王寺に参詣する、ここは私の生地であり、ひとしお感慨を受ける、昭和１９年此処の阪南町から五島に疎開した、当時の四天王寺は２０年に空襲に合い焼失、現在の寺院は其の後に再建されたらしい、天王寺の生活は母からよく聞かされていたので胸にこみ上げてくるモノがある。ヨチヨチの私を母が境内であやして呉れた日もあった事であろう。

今の私は宗旨は異なるがご先祖と亡き父母、兄の冥福を祈り線香をあげる・・　合掌