息子たちの事

私には5人の子供がいる、一番下が33才位なのでもう子供ではなく大人であるが、私には5人の大人の子供がいるとも書けない、夫々が立派な大人だが親である私を追い抜く事は社会的に出来ても立場では追い越せない、これは親子の宿命。
そしてプレミアが付いて孫7人、試行錯誤の60有余年ではあったが家族だけは大家族である、子供が孫を連れて訪ねてくれるのも楽しみの一つになった、昔は孫を連れてきたら「出入り禁止」とかフザケテ放言していたが寄る年波には勝てない。
3月16日はソンナ息子達のトップバッター長男の誕生日である、ガムシャラに猛進してきた私であったので社会に出したら社会の子として放任していたが今、花の東京で頑張っている、長男の影響なのかアトもズラッと「東京」に行ったけど後続組は皆、Uターン今は私の近辺で生きている。
若い時は勢いでも生きていけるし、何事も社会勉強として受けていける、此れは若さの特権
若いから許される部分もあるし経験として甘受し、次のステップに繋ぐ事も出来る。
息子達は私の手元を離れ夫々の才覚で自分の生計を立てている、五人兄弟の世界で幼児から生存競争に巻き込まれ育ったお陰でタフな自立心の強い人間に成長してくれた。
息子たちの事で案じる事は何もない、至って安泰、私の方が今だ暗中・模索。
最近、とみに相談事が多い、生活問題がヤタラである、景気は回復したとか、云々、云っているが近辺で見る限り逆である、格差社会を認めたくは無いが貧富の差が確実に生じてきた感じがする。
我が家は平均的かな、と思うけど安閑としておれない、元気なうちに格好をつけておかないと泣く目に合いそう。
家族のことを書くのは本意ではないが、せめて此れから息子達の誕生日ぐらい彼らの事を考えてやろうとオヤゴコロに帰る。