「スナメリ」も久しからず。

明日はNPO:おりおんの2月行事、無人島のクリーンUP作戦実行の日であり、島の関係者宅を訪ね事前案内をする。
時津港外10分の距離に位置する「高島」は全盛期でも5世帯の極小部落であるが過っての島民がこの島を仕事(みかん・漁業)の場として生計を立てている、無人化した島ではあるが何と無く癒される島で私は四季を通じてこの島のお世話に成っている。
陸続きの海岸は他のボランテアでも出来るが離島は船の関係で容易ではなく、船持ちのグループでなければ出来ない・・・我々の出番である、人に出来ない事をスルのが我我の使命。
「高島」の活用について種種考えを求められるが、私は大村湾水産資源の増殖を視野に入れ、自然エネルギーを利用した海陸一体の水産物、中間育成施設や大村湾海洋環境、生態系調査研究施設が最適であると提案している、大村湾問題は現場に嵌り込まなければ見えてこないのでは、と考えるからである。
スナメリも稀少価値があり、生態研究も必要であるが、大村湾全体をカバーし其の一環としてスナメリの保護を環境政策のにする、という視点であった方が良い。

メンバーに専門的な人も増えてきたので大村湾問題に取り組むNPOとして県にもドンドン提言して予算化、政策化を求めて行く必要がある、其の為には他の団体とも連携を蜜にし研鑽を重ね、情報の交換など、為すべき事は山積。取りあえず、予てよりの構想「大村湾ビジターセンター」を知事に提言してみたい。
明日は「高島」でクリーンUP終了後、参加者と過っての島民「原口さん:原さん」両名とカキ焼き片手に大村湾談義をしてみたい。
「高島」のアチコチに野生化した蜜柑、ざぼん、びわ、etc 島の生活の名残がある、マタこの島にはキリシタン禁教時代に殉教した4人の悲しい歴史がある。

ライブドア帝国が瓦礫のように音を立て崩壊の寸前、社会も人も敗残者には冷たく酷しい。
一代の快男子も拘置所の住人、シャバに帰る処は無く、極悪の罪人扱い・・・・。
 祇園精舎の鐘の音、諸行無常のひびきあり、、おごれるもの久しからず・・・・・・
・・・罪状認否で頑張っている姿は痛ましくもあり悲惨でもある。
 大村湾・・・スナメリも久しからず・・・。