道義と順法

長崎県庁の公金流用事件が呼び水になり・・・県下、市町の実情が公表された、
預け・書き替え・私的流用etc の不正が白日の下に曝されたが氷山の一角であろう
また、他県の事ではあるが福島に始まり和歌山、宮崎と知事が逮捕された・・
国の法律に匹敵するのが自治体の条例である・・イワバ自治体は立法の府でもある。
法治国家ニッポンの執行代理人である知事が法を反故にする犯罪行為で御用になる、
ナントモお粗末な話である、本来、知事たる者は最高の人格、識見を有し人の範たる者で、卑しくも「己の立場、職権を盾に金銭に執着」してはならない・・・疑惑の渦中にある時、記者会見で仲介者との関係を問われ「かかる人物と交友関係を持った事は不覚中の不覚である・・・」と慙愧に耐えぬ、とコメントしていたが、トンデモナイコメントで、それは県民、支持者の言い分で、悲鳴が聞こえてくる。
今、議会で「大村ボート舟権売り場問題」に関し町に判断基準を伺う質問が集中、
町は「定められたルール」に基づいて進めただけで問題になるような余地はない、と答弁した・・・手順、手続きに落ち度は無い。
町とは別に、対極側の関係者・協力者が道義に反する裏面工作をして事を運んでいたらドウナルノカ・・・道義は法令ではククレナイ暗黙のルール・・・
議会の決議・請願の採決・行政協定・等々・・剣山、深谷・多事多難・・議会・行政の未熟・半熟がこの問題を通して露呈した、行政コンサルが見たらどんなコメントをするだろうか。